2012年12月28日金曜日

射の射と図式の射

射の射とか図式の射はいたって自明なことであるためあまり陽には意識されていないと思われるが、意識すると諸緒の記述が楽になるかもしれない。完全列間の射とか、三角間の射とか。
射$f,g$について、 次なる図式が可換であるときに射の組$(u,v)$が$f$から$g$への射であるという。
また同時に$(u,v)$は図式$A\rightarrow B$から$C\rightarrow D$への射であるともいう。一般的にある図式について、その図式のすべての対象から別の図式の対応する対象の間に射が定められこれらが図式の射の射となっているときこの射たちの組を図式間の射と定める。日本語で書くとややこしいが数学語でどう格好よく表現すればよいか思い浮かばない。

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