2013年5月2日木曜日

Mac OS X のリカバリにおける固定IP及びproxyの設定

Mac OS X (Lion) をリカバリーするためには起動時にcommand+R を入力することでMac OS X ユーティリティを開き、諸操作を行う必要がある。このときDHCPが有効でなければ不可能、あるいはproxyを設定しなければならない環境下においては不可能という記述を目にしたが([1], [2])、そんなことはない!嘘の情報を流すのは止めていただきたい!私の数時間を返してくれ!ということで、この記事は日本語で固定IPおよびproxyの設定方法を記すものである。「このコンピュータのインストール情報が見つかりませんでした」なるメッセージに阻まれている場合はこの記事が役立つかもしれない。

いずれもユーティリティタブからターミナルを開いてここで設定を行う。

・固定IPアドレスの設定([3]を参照)
networksetup -setmanual "接続方法" "IPアドレス" "サブネットマスク" "デフォルトゲートウェイ"

接続方法はnetworksetup -listnetworkserviceorderで確認できる。

・DNSサーバの設定([3]を参照)
networksetup -setdnsservers "接続方法" "優DNS" "代DNS"

・proxyの設定([4]を参照)
networksetup -setwebproxy "接続方法" "URL" "ポート番号"


認証proxyサーバの場合はどうしたらよいのか分からなかったので、proxyの設定については試していない。(私の環境では固定IP or DHCP & 認証proxyの2択であった)



[1] http://support.apple.com/kb/HT4718?viewlocale=ja_JP
[2] http://allabout.co.jp/gm/gc/385788/

[3] http://support.apple.com/kb/HT5034
[4] http://hints.macworld.com/article.php?story=20120403034830403